こんにちは、体臭防止アドバイザーのケイタです。

ブログを読んでくださってありがとうございます。

 

今回のお話は、

「デオドラント商品の種類について」です。

わきが対策として、最も一般的であり、

誰もが考える対策。

それが、

「デオドラント商品・制汗剤を使う」

ということ。

 

あなたもおそらくデオドラント商品を使っていることと思います。

仕事に行くとき、遊びに行くとき。

脇のにおいや汗を防止するため、

何かしら対策をしていることでしょう。

 

僕のようなわきがの人だけでなく、

ほとんどの人が当たり前のように使っていますよね。

化粧をしない男性でも、

デオドラント商品は気にして使うほど。

現在においては当たり前のエチケットとなっています。

 

その、みんなが当たり前のように使っているデオドラント商品。

多くの人はドラッグストアや通販で買っていると思いますが、

実際、売り場を覗いてみるとこう思いません?

 

「多すぎてどれがいいか分からないよ…」

 

まぁこれは当たり前のことで、

みんなが使う商品だからそれだけ市場も大きく、

商品もたくさん出てくるのです。

 

そういったこともあり、

僕はあなたがどれを使えばいいかを見極めるために

オススメ商品をこのブログで紹介することもあるわけですが、

それだけではなく、自分で選ぶ力をつけるためにも、

「種類(タイプ)別の特徴」

についても知っていただけたらと思います。

 

ここでいう「種類(タイプ)」とは、

商品のメーカーにかかわらず、どのような塗り方(使い方)をするか?

ということ。

例えば、スプレーなのか、塗るタイプなのか、といったことです。

それぞれに特徴がありますので、商品選びに困ったときは、

この特徴からある程度効果や使い心地を推測することができます。

ですから、しっかり学んでおくと

後々までずっと役に立つのです!

 

では早速、

デオドラント商品の種類について解説していきます!

 

デオドラント商品の種類はいくつあるの?

 

いろいろな商品が出回っているデオドラント業界なので、

何種類あります!と分けることができないのが実情です。

僕としては、下記の7種類に分類されると考えています。

・スプレータイプ
・ロールオンタイプ
・スティックタイプ
・クリームタイプ
・液体(リキッド)タイプ
・ジェルタイプ
・パウダータイプ

 

各社、力を競って新商品の開発をしていますので、

今後これ以外のタイプが現れてくるとは予想されます。

また、この他にも身体を拭くようなシートタイプ、

香水のような使い方もできるミストタイプなどもありますが、

わきが対策というより汗対策・香り対策ですので

分類からは外しております。

 

ということで、現状ある、この7種類について

特徴を見ていきましょう。

 

デオドラント商品(制汗剤)の種類(ラインナップ)とそれぞれの特徴を紹介!

 

それでは、先ほどの7種類について、順番に紹介していきましょう。

言葉だけではイメージが湧きにくいと思いますので、

タイプ別市場での売れ筋商品も紹介しておきますね。

ドラッグストアでよく見るラインナップですので、

あなたも目にしたことがあると思いますよ。

 

スプレータイプ

<商品例>

・資生堂 エージデオ24 メンズデオドラントスプレー N

・花王 8×4 MEN デオドラントスプレー

<特徴>

スプレータイプの特徴は、一度に広範囲に噴射できるため、

比較的ムラなく効果を発揮することができる

ということです。

広範囲なので、わきだけでなく、胸やお腹、背中といったところにも

一緒に噴射し、全身ケアに向いています。

背中にもにおい対策をしたい!という人は、

他のタイプの商品を使うのは困難なので(手が届かない、ムラができる)、

スプレータイプ一択ですね。

 

また、効果という面は置いておいて、

このスプレータイプのデオドラント商品は、

「デオドラント商品使っているってことは、こいつ臭いんだな・・・」

というイメージを あまり感じさせないというものでもあります。

シューという音と共に、ささっとにおいケアを施している姿は、

やっていること自体は体臭対策だとしても少しかっこよく映るのです。

ですので、意外と人前での対策向きであることもこのタイプの特徴ですね。

学生の部活や、皆と更衣室で着替えるタイプの仕事をされている方は

このタイプだとあまり恥ずかしさはないと思います。

 

ただ、スプレータイプはその手軽さ故、

デメリットが比較的多いタイプでもあります。

 

まず、

わきがレベルのにおいをカットするほどに効果が高くないということ。

身体に薄い膜を張る、というくらいのイメージで考えてもらえばいいでしょう。

僕たちわきが人にとっては、おそらくあるのかないのか分からないくらい

薄い膜です。

 

そして、「シュー」という音がしてしまうので、

隠れて使うことが難しいということ(トイレの個室とか)。

広範囲に飛ぶため、香りでもバレます。

 

さらには、スプレー自体が大きいので、持ち運びには不便です。

持ち運び用のタイプもありますが、毎日使っているとすぐなくなりますので

現実的ではありません。

 

ロールオンタイプ

 

<商品例>

・ライオン Ban 男性用デオドラントロールオン

・マンダム ギャツビー スポットデオドラント ロールオン

 

<特徴>

現在において、主流といってもいいタイプが、このロールオンタイプ。

デオドラント商品を扱っている各社が、ロールオンタイプをラインナップに加えています。

 

このタイプの特徴としては

「オールラウンドに使える」「万能選手」ということ。

様々な点をカバーしてくれます。

 

まず、

使用の際の手軽さ。

キャップを外して肌に当て、転がすだけなのでとても簡単。

時間もかからず、手も汚さず、塗りムラもあまりありません。

 

そして、

大きさも手のひらサイズのものが多く、持ち運びにも便利。

デザインもスタイリッシュorかわいいものが多いので、

誰かに鞄の中を見られてもそこまで違和感がありません。

 

さらには、

直で肌に塗るため、薬剤と肌の密着度が高く、

効果も高めであり、持続性もあります。

 

まさに万人向きな商品!と言えるでしょう。

 

とはいえデメリットも存在します。

まず、

塗り込むものは液体であるため、乾きの遅い商品があるということ。

さらには、

ロールオンのボールは何度も使用するので、衛生面では少々不安があります。

そして、これは体感ではありますが、

コストパフォーマンスがあまりよくないということ。

容量自体はあまり多くないので、意外とすぐなくなります。

 

そして、僕が一番ひっかかるのが、これ。

液体に色がついているわけではないので、

最後のほうは残っているのかなくなっているのか

よく分からない状態になります。

もうデオドラント剤が残っていないのに、

あると勘違いして数日ボールを転がし続けていた・・・

なんてことがよくあるので注意です。

 

スティックタイプ

 

<商品例>

・シービック デオナチュレ 男ソフトストーンW

・マンダム ギャツビー スポットデオドラント スティック

 

<特徴>

ロールオンタイプが液体なのに対して、こちらは固体。

ボールを転がして塗りつけるということではなく、

固形のデオドラント剤を直接肌につけて塗るというタイプです。

文房具のスティックのりを想像していただければ。そのままですよ。

 

手軽さはロールオンタイプのものと同様で、

いろいろな面であまり差異はありません。

 

ということで、普通の方なら好きな方を使えばいいとは思いますが、

わきが人にとっては

スティックタイプにはロールオンタイプにないメリットがあります。

それは、「厚塗りができる」ということ。

 

厚塗り、とは、

においがきつい、汗が尋常じゃないくらい多い僕たちにとって、

無理矢理それを乗り切るための方法。

「すぐ効果が切れるなら、たくさん塗っておけばよい!」

というものです。

 

実証実験されているかは置いておいて、

わきが人である僕が効果を実感していますし、

何より厚い膜のほうが安心感があります。

ですので、僕としては

わきが人にとってはスティックタイプのほうがおすすめですね。

 

デメリットとしては、固形のため多少塗りづらいということと、

他のタイプより商品ラインナップが少ないということでしょうか。

 

クリームタイプ

 

<商品例>

・花王 メンズビオレ 薬用デオドラントZ エッセンス(レビューあり!

・ロート製薬 メンソレータム リフレア デオドラントクリーム

<特徴>

直接塗り込むタイプのため、密着度が高く、さらには厚塗りもできます。

後ほど紹介するジェルタイプよりさらさら感があり、

塗ったことに対する違和感はさほど感じません。

効果が高めの商品が多く、

わきが人にはおすすめのタイプです。

 

デメリットとしては、少々伸びの悪い商品があり、

脇に塗りにくい場合があるということと、

指につけて塗るため、指を洗う必要が出てくるということでしょう。

 

液体(リキッド)タイプ

 

<商品例>

・シーブリーズ デオ&ウォーター

・花王 8×4 MEN リフレッシュウォーター

 

<特徴>

化粧水のように、パシャパシャするタイプ。

さっぱり感があることから、クールダウンにも使えます。

僕が学生のときは、みんなシーブリーズ使ってましたね。懐かしい・・・。

誰かが必ず持っていて、体育の後はクラスみんなで回して使うんです。

そんな「シーブリーズがむちゃくちゃ流行った」時代もあり、

相変わらず液体タイプには一定数のファンがいるようです。

 

基本的には「リフレッシュ」の中に「デオドラント効果」を足したような感じ。

使っていて気持ちはよいのですが、

他のタイプに比べてデオドラント効果は低め。

わきが人にはあまり効果は望めないでしょう。

 

使う場合は全身ケアに。

局所的に他のタイプを使うとよいです。

 

ジェルタイプ

 

<商品例>

・ロート製薬 デ・オウ 薬用プロテクトデオジャム

<特徴>

とにかく効果に重点を置いたタイプ。

粘性のあるジェルを塗るので、密着度が高く、効果も相当高いです。

汗をかいても流れにくいので、汗をかく脇にはもってこい。

効果が長く続くので、暑い外を長時間歩く日や、

人に会う日、着替えがなかなかできない日によいと思います。

 

難点は、ジェルなのであまり塗り心地がよくなく、

しばらくべとべとした感じが続きます。

どうしてもその感じが気になってしまう人は、

他のタイプに切り替えるのもありです。

 

パウダータイプ

 

<商品例>

・シービック デオナチュレ 男さっぱりパウダー

 

<特徴>

汗を抑えながら、さらさら感も同時に得るタイプ。

パウダーなのでとにかく肌触りが気持ちよく、たくさんつけたくなります(笑)。

ただ、うまく伸ばせなくて肌に白い粉が残ったり、

取り過ぎて下に落とし、服が白くなるといったこともしばしば。

用途は少し違いますが、ベビーパウダーを想像してもらえればよいかと。

 

効果が弱いと思われがちですが、効果は強めの印象です。

 

うまく使えば心地よく過ごせそうですが、

やはりパウダーということもあり扱いは難しい。

持ち運びにもあまり向かないと思います。

 

個人的には、脇以外のところに使いたいかな、と。

首回り、腕なんかはおすすめします。

使うときはパフの利用も考えましょう。

 

まとめ:わきが対策ならスティックタイプ・クリームタイプ・ジェルタイプを

 

7種類のタイプを見てきましたが、

わきが人にとってはやはり

「効果の高いもの」を選んでいただきたいと思います。

使いやすさや手軽さはもちろん重要ですが、

やはり効果が一番。

わきがは他の人にも迷惑をかけてしまうので、

自分の使い勝手が多少悪くても効果重視で選んだほうが得策です。

 

効果が高いのは、

「スティックタイプ」「クリームタイプ」「ジェルタイプ」の3つ。

まずはこの3つにタイプを絞って検討しましょう。

 

実際にどの商品を選ぶかは、

効果以外に重視するもので判断してもいいかもしれません。

「この香りが好き!」

「このブランドが安心感がある!」

「最近CMしているから気になっている!」

など。

 

「あまり失敗したくないなぁ」という方は、

種類を考えた上で僕のブログで紹介している商品を

参考にしてもらえればよいと思います。

 

 

以上、体臭防止アドバイザーのケイタがお送りしました!