こんにちは!

 

体臭防止アドバイザーのケイタです。

 

今日も訪問ありがとうございます!

 

においを気にせずに過ごせていますか?

 

 

さて、本日は「わきが」についての

基礎知識をお教えします。

 

そもそもわきがってどんなもの?

ということがしっかり分かっていないと、

本格的な対策はできませんよね。

 

臭い、というイメージだけが先行して

実際どんなものか分からない。

というか、

分かりたい、と思ったことも

ないかもしれませんね(笑)。

 

自分から嫌なにおいが発せられている理由を、

今日ここでしっかりと学んでいきましょう。

 

「わきが」って何?

 

「わきが」。

 

わきがのにおいを知っている人は、

この言葉を聞いただけで

顔をしかめてしまいますよね。

 

僕は人生の半分以上、

こいつと付き合っていますが、

体臭防止アドバイザーになるまで、

「わきが=『脇が臭い』を短縮した言葉」

だと思っていました(笑)。

 

漢字で書くと「脇が」だと。。。

 

お馬鹿さんなことですけど、

わきがへの理解なんてそんなものです。

 

あなたは現状、わきがのことを

どのくらいご存じでしょうか?

 

 

ということで、

人類の英知の結晶である

“Wikipedia”先生に

まずは「わきが」について聞いてみました。

 

 

以下、引用です。

腋臭症(えきしゅうしょう)は、
皮膚のアポクリン腺から分泌される汗が原因で
強い臭いを発する人体形質で、
それを有する個人の属する集団によっては
疾患としての扱いを受ける。
ワキガとも呼ばれる。

 

なるほど。

 

「わきが」のことは

「腋臭症」

というんですね。

 

そして、「疾患(病気)」

の扱いを受けることもあると。

 

何か一気に専門的な話になってきました。

 

わきがの詳しいメカニズムは?

 

では、ここからわきがについて

詳しく見ていきましょう。

 

先ほどのwikiの引用では、

「皮膚のアポクリン腺から

分泌される汗が原因で

強い臭いを発する人体形質」

とのことでした。

 

もう少しわかりやすく解説しますと、

 

わきがとは、

「アポクリン腺から分泌される汗

 含まれる成分が、

 皮膚の表面にいる細菌によって変性し、

 においを発するようになった状態」

のことを言います。

 

「アポクリン腺からの汗 

 × 細菌 = 臭い」

 

という式が成り立ちますね。

 

アポクリン腺は、

脇の下に多く存在します。

 

ですから、

「わきが」といえば

たいてい「脇」のわきがのことを

指します。

 

でも、わきがというのは、

アポクリン腺があるのであれば

どこでも起こり得るのであり、

脇の下だけに起こるわけではありません。

 

アポクリン腺が存在しているところは、

脇の下以外では性器の周辺、

乳輪のあたり。

 

性器や乳輪から強いにおいがする人は、

わきがの可能性があるということですね。

 

 

では次はこの「アポクリン腺」

について見ていきましょう。

 

アポクリン腺について

 

アポクリン腺が汗を出すことによって、

わきがのもとを作っているわけですが、

アポクリン腺は限られた

部分にしかありません。

 

でも、私たちはほとんど全身から

汗が出ますよね?

 

実は、

汗はアポクリン腺以外の汗腺からも

出ています。

 

それが「エクリン腺」です。

 

エクリン腺から出てくるのは、

ほとんどが水分で、

さらっとしているのが特徴です。

 

全てがこのエクリン腺であれば

いいのに…

とは思いますが、

そこは人類の進化の上で

いろいろあったのでしょう。

 

とりあえず身体にアポクリン腺が

存在してしまっていることは

変えようもない事実なので、

そこは寛大な心で受け容れて

あげましょう。

 

では話の焦点を

「アポクリン腺」に戻しますね。

 

アポクリン腺から出る汗というのは、

エクリン腺から出る汗と違い、

脂質やアンモニアなどの成分を

多く含んでいます。

 

エクリン腺から含まれる汗に比べ、

べたべたしているのも特徴です。

 

この汗を細菌が分解する

(変性させる、食べる)ことにより、

エクリン腺から出る汗以上の

においを発します。

 

いろいろなものを含んでいるほうが、

分解されたときのにおいが

強そうですよね。

 

人で言えば、

肉を大量に食べた後の排泄物は…

というイメージでしょうか。

(食事中の方、すみません)

 

アポクリン腺が積極的に

汗を出してしまうと、

わきがのにおいも強くなります。

 

汗を分解する「細菌」について

 

アポクリン腺が出す汗だけでは、

わきがのにおいは発生しません。

 

先ほどの式、覚えていますか?

 

「アポクリン腺からの汗 

 × 細菌 = 臭い」

 

でしたね。

 

つまり、わきがになるには、

「細菌」も関係しているのです。

 

では、その「細菌」とは?

 

いわゆる「わきが菌」と呼ばれている、

「コリネバクテリウム」というもの。

 

正確には、

「コリネバクテリウム属

ジフテロイド菌」です。

 

この菌はいわゆる常在菌というもので、

常に脇に住み着いています。

 

菌がずっと脇にいるというのは

嫌な感じですが…。

 

このわきが菌。

残念ながら、わきがの人には

この菌が多いというデータがあるのです。

 

わきがではない人は、

別の常在菌である「表皮ブドウ球菌」

というものが多く、もし汗をかいても

わきがのにおいというより、

「汗臭い」というにおいになります。

 

アポクリン腺からの汗が多い結果、

その汗が好きなわきが菌が増える

ということもあるでしょうが、

いずれにしろ、

わきがの人は細菌の数も多く、

わきがのにおいを抑えるためには

細菌への対策も必要となりそうですね。

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

わきがのメカニズムが分かってくると、

具体的な対策も浮かんできそうですね。

 

キーワードは、

「アポクリン腺」

「細菌(わきが菌)」。

 

この2つをどうにかする方法を、

真剣に考えていく必要がありそうです。

 

以上、

体臭防止アドバイザーのケイタでした!