こんにちは!体臭アドバイザーのケイタです!
今日もブログを見てくださってありがとうございます(^^)
最近はダイエットにはまっている僕ですが、おなか周りがなかなか落ちません…。
歳には勝てないのか…。
いや、年齢のせいにしてはいかん!
絶対に痩せてやる!!!
…と、カステラくらいの固さの意思でダイエットしているケイタです。
運動と食事制限のダブルでダイエットをしていて、毎日つらい思いを少しだけしているのですが、いざダイエットを始めると、街を歩いている人々の体型がとーっても気になるんですよ。
目指すは細マッチョなので、そんな人を見かけるとついつい観察してしまいます。
一方で、太っていてだらしない体型の人を見かけると、「絶対にああはならないぞ」と、心に何度も誓います。
そんなダイエットの日々で、ふと思い出したこの俗説。
「太っている人は臭い」。
僕は太っている人を見かけると「臭そうだな」と思ってしまいますし、電車の中など、狭い空間では太っている人からはつい距離を取ってしまいます。
あなたも、太っている人と痩せている人のどちらかの隣に行かないといけない、としたら、痩せている人のほうに行くのではないでしょうか?
「太っている人は臭い」というのは思い込みなのかもしれないし、はたまた自分の経験上、「太っている人のほうが臭い確率が高かった」と自然と認識したのかもしれない。
本日は、この疑問について解説していきましょう。
今日のお話の目次(もくじ)
太っているから体臭が強い、というのは大ウソ?
「太っている人は臭い」のか?
この疑問については、実は100%確実なことをお答えすることはできません。
僕は職業柄、文献や研究資料をそれなりに読んできましたが、実は全ての資料が同じことを言っているわけではなかったので、医師としての道を歩んでこなかった僕としては、はっきりとしたことは言えないのです。
(じゃあ書くなよ・・・と思うかもしれませんが、やはり体臭やわきがに関することは一つでも多くあなたにお伝えしたいのが僕の想いなので、明確な答えを用意できなかったことについても誠実に書かせていただきます)
すみません、ということで少しあいまいな回答になりますが、僕の分析としては以下のとおり。
まず、「太っている人は臭い」のかというと、そんなことはないようです。
文献や研究資料でも、太っていると臭いんですよ!と言い切っているものは見られませんでした。
太っていることで臭くなる、ということは一概には言えないようです。
太っている人・・・よかったですねぇ。
・・・が!!!
安心してはいけません!!!
太っている人が臭い。と言われるゆえんは、どうもこういうことだったようなのです・・・。
太っている人の特徴を考えてみよう!太っている人といない人は何が違う?
「太っている人は臭い」という図式が成り立っていないであろうということは分かっていただけたと思いますが、よく考えてみてください。
太っている人と痩せている人って、どういう違いがあるのでしょう?
まず、太っている人は痩せている人より、肉がついていますよね。「脂肪」という肉が。
脂肪は、ある一定量はなくてはならないものですが、太っている人の脂肪量は、その一定量を超えています。
つまり、常に余計な荷物を身体にぶら下げている状態になっています。
次に、なぜ太ったのかを考えてみてください。
おそらく、必要以上の食べ物を食べたからでしょう。
太っていない人は、食べた分の栄養素を身体の中でうまく回せていますが、太っている人は、栄養素(多くの場合、炭水化物や脂質)を取り過ぎていて、身体の中で余ってしまっているのです。
その結果、行き場のなくなった栄養素が脂肪として蓄えられて、太ってしまったのです。
さらには、食べ物を多く食べたとしても、それをちゃんと使いこなせていないということも太ってしまった一因。
どういうことかというと、「運動不足」ですね。
例えばアスリートは、一日に大量のカロリーを摂取しますが、摂取したカロリーのほとんどを運動で消費します。
だから太らないのです。
同じように大量のカロリーを摂取したにもかかわらず、運動しなければ、ただただ太ります。
そして、一度太ってしまうと身体が重くなり、動くのがさらにおっくうになることで、運動不足は加速されるという悪循環が起こります。
このように、太っている人は、太っていない人に比べ、
脂肪がある分身体が重く、余計な栄養素を蓄えており、運動も足りていない、
ということになります。
においの発生メカニズムを思いだそう!
ここで、思い出してください。
以前、わきがのにおいの発生メカニズムについて、あなたにお伝えさせていただきました。
この記事ですね。
わきがのにおい。これの発生原因は、
「アポクリン腺からの汗×細菌」でした。
アポクリン腺からは、脂肪やらアンモニアやら、いろいろな成分を多く含んでいます。
もちろん、アポクリン腺からだけではなく、以前お話ししたエクリン腺からも、ある程度の成分は出ているので、
それがもとになり、わきがではない人からもいわゆる「汗臭い」というにおいは発生します。
つまり、「汗の量が多い」と、わきがのにおいも体臭も、強くなってしまうのです。
さて、話を戻しましょう。
「太っている人は臭い」。そういうわけではなさそうだということは学びましたが、
「太っている人と太っていない人」。どちらが汗をかきやすいと思いますか?
個人差はありますが、一般的には、太っている人のほうが汗をかきやすいはずです。
なぜなら、「余計な荷物=脂肪 を、身体にぶら下げているから」。
暑い夏の日、手ぶらで歩くのとスーパーで買い物した荷物を持って歩くのだと、どっちが汗かきます?
買い物した荷物を持っているほうですよね。
つまり、脂肪がある太っている人のほうが、身体が重く、汗をかきやすいのです。
さらには、脂肪は断熱材のような役割をしていて、身体の熱を外に出すのを妨げてしまいます。
ですから、身体はさらに頑張って汗をかき、結果、太っている人は汗だくになってしまうのです。
次に、太っている人は余計な栄養素を身体の中に蓄えている、という話もしました。
体内に余計な栄養素があると、血液がどろどろになり、身体の中で代謝がうまく行われなくなります。
必要以上のものがあると邪魔なんです。
いろいろ邪魔された結果、肝臓、腎臓といった臓器の働きも低下し、アンモニアの分解能力が弱まったり、活性酸素が増えてしまったりして、汗をかくと汗の中に余計な成分が流れ出したりすることにもなり、異様なにおいの元になってしまうのです。
さらには、運動不足が身体の機能の低下に拍車をかけます。汗についても、運動をしていないと上手に汗をかくことができず、必要以上に汗をかいてしまったり、身体の中に必要な成分まで汗として排出してしまったりすることにもつながります。
ということで、太っている人は、とにかく「汗の質」が悪くなってしまうのです。
余計なもの、つまり細菌の栄養になりそうなものをたくさん含んだ汗を、大量に出してしまいます。
太っている人はすぐ臭くなる!
僕としてはこう言い換えるのが適切だと思っています。
「太っている人はすぐ臭くなる」
いくら太った人でも、シャワーを浴びた直後は臭くないでしょう。
でも、少し動くとすぐ汗をかき、その汗に細菌の大好きなモノがたっぷり入っているのですぐ臭くなる。
そういったことなのです。
いろいろな文献や資料を読み、
「太っている人そのものが臭い」わけではなく、「太っている人が動くとすぐ臭くなる」のだ、という結論にたどり着いたわけです。
僕たちが外を歩いていて、太った人を見て「臭そう・・・」と思うのは、あながち間違っていない。
その太った人は、シャワーを浴びてから少なからず時間が経っているので、太っていない人に比べたら臭い確率は高いと考えられるのです。
もしあなたが太っているとしたら・・・
ダイエットをすることで、においが抑えられる可能性がありますので、今すぐにでもダイエットしましょう!
僕ケイタもダイエット頑張ってますので一緒にやろうじゃないか!
ということで今日はここまで。体臭防止アドバイザーのケイタでした!