はじめまして!

 

わきがさんのがっこうの校長、「ケイタ」と申します。

 

現在30代。

 

働き盛りまっただ中&おじさんに足を突っ込んだ世代です。

 

現在、ウェブ上で「わきがさんのがっこう」校長をしておりますが、リアル世界での本業は、「企業の職場環境コンサルタント」。

 

ざっくり言えば、職場のみなさんが気持ちよく働けるように、職場のレイアウトから人の配置、果ては制度に至るまで、社長さん相手に提案していく仕事です。

 

自営業なので何から何まで自分で対応していますし、責任の重い大変な仕事ですが、クリエイティブで本当に楽しいですよ。

 

こんな僕ですが、実は・・・

 

「体臭防止アドバイザー」

 

という、もう一つの顔があります。

 

今はどちらかというと体臭関係の仕事のほうが多いような…。

 

今流行りの「複業(パラレルワーク)」ですね。

 

僕が本業だけにとどまらず、体臭防止アドバイザーとしても活動しているのには、実は深い理由があります。

 

もとは仕事にしようとしていたわけではなく、ただただ自分のために「あること」をしていただけなのです。

 

「お前、臭いよ」から始まる地獄の日々

 

「あること」を話す前に、まずは僕と「体臭」との出会いから話させてください。

 

僕が「体臭」に出会った(というか、意識し始めた)のは、中学2年のある日。

 

5月、少し汗ばむくらいの初夏の日でした。

 

休み時間、クラスの友人と世間話をしていたところ、友人から、唐突にこの一言が放たれたのです。

 

「お前、臭いよ」。

 

突然言われたので、「こいつ、何言ってるんだろう」と思いながら話題を変えてその場はごまかしたのですが、

 

そのときから「俺は臭いのか…?」ということが頭から離れず、その日の授業が終わるころには学校にいるのがすでに恥ずかしくなっており、急いで家に帰りました。

 

家に着くなり服を脱ぎ、どきどきしながら脇のにおいを嗅いでみる。

 

「くっせぇ。。。」

 

「俺は臭いのか…?」が「俺は臭い」に変わった瞬間でした。

 

目の前が真っ暗になり、生きていくのが急に嫌になったのを鮮明に覚えています。

 

もう人前に出られない。恥ずかしい。

 

みんな俺のことを「臭いやつだ」としか思わなくなる。

 

第一、俺自身が臭い俺のことを、もう好きになれない。

 

絶望しかありません。

 

そこからです、僕と体臭との戦いの日々が始まったのは。

 

僕の青春はわきがで終わった

 

僕は、いわゆる「わきが」でした。

 

強烈なにおいを発し、近くにいる全ての人の気力を奪うという、選ばれし人間のみが思春期以降に保有することができる最終兵器です。

 

その最終兵器を中学2年にして手にした僕は、ドラッグストアでクリームを買いあさり、脇の開いたTシャツ1枚で過ごすことをせず、人とはできるだけ距離を取って接するという生活をずっと続けてきました。

 

学生生活中に、幸運にも彼女ができましたが、その彼女にわきがを悟られないよう、一定の距離を取ってお付き合いをしていたので、「私のことそんなに好きじゃないんでしょ」と疑われ、すぐに破局。

 

わきがであることを告白できず、自分がわきがであることを恨みました。

 

大学を卒業し、何とか就職はできましたが、就いた仕事が、「接客業」。

 

しかも、こともあろうに「美容業界」。

 

何とかわきがを隠しながら接客していましたが、長時間働いていると、どんな対策をしてもにおいは漏れ出してきます。

 

においに気づき、不快な顔をする方々。

 

シャツも頻繁に替え、クリームもしっかり塗り、汗もできるだけかかないように気をつけているのに。

 

好きでわきがになったわけではないのに…。

 

もうそんな生活は嫌だ。

 

半ば逃げるようにして仕事を辞め、かなり自由のきく仕事である現在の職業に就いたのです。

 

個人で自営をしているので、僕のにおいを気にする従業員はいません。

 

クライアントとアポイントがあったとしても、会っている時間は数時間。何とかごまかせます。

 

少し早めに待ち合わせ場所に到着し、どこかのトイレでささっと着替えれば問題なしです。

 

ずっと日陰を歩いていた自分も、やっと日の光を受けて働くことができる仕事を見つけました。

 

とはいえ、自分でも気になる自分のにおい。

 

仕事があったとしても、制約があることには変わりありません。

 

できることなら何とかしたい。

 

わきがの悩みから本気で解放されたいと思い、真剣にわきが・体臭対策の研究を始めたのです。

 

冒頭お話しさせていただいた「あること」とは、「わきが・体臭対策の研究」です。

 

数年にわたる活動の結果、ある程度わきがが気にならなくなりました。

 

そのことを親しい友人に話した結果、「俺にも教えてくれ!」と口コミでわきが対策が広まり、現在、「体臭防止アドバイザー」としても活動している、というわけです。

 

「体臭」が気にならなくなれば、人生が変わる!

 

「体臭」が原因でつらかったこと、あなたにもたくさんあると思います。

 

やはり気になるのは「人の目」。

 

そしてかつての僕のように、「自分に自信が持てない」。

 

そういうコンプレックスから、積極的に前に出ようとする活動を避けてきた、という経験をされてきたかもしれませんね。

 

自分の体臭がなかったら、どんなに華やかな世界に出ることができていたか。

 

自分がわきがだったので、体臭が自分の人生にいかに暗い影を落としてきたか、痛いほどよく分かります。

 

少しでも体臭を和らげ、これからの人生を明るく生きられるよう、しっかりとこのがっこうを活用していただければと思います。

 

このブログに対する僕「ケイタ」の想い

 

僕が親しい友人にわきがを暴露し始めたころは、ブログを始めようなんてことは全く考えていませんでした。

 

しかし、友人と話していると、「俺も黙ってたけどわきがなんだよな…」という人が意外に多いのです。

 

自分だけの悩みだと思っていたのに、周りにはこんなに悩んでいる人がいたなんて。

 

それに気づき始めてからは、「他にも体臭に悩んでいる人はきっといる。何らかの形で手助けがてきれば…」と考えるようになりました。

 

その結果、このがっこうを立ち上げることにしたのです。

 

はっきり申し上げて、個別にお会いし、コンサルをするといったことは時間にも場所にも制約があります。

ですから、このがっこうにありったけの情報を詰めこみ、「自分でもできる体臭対策」を、しっかりと体臭防止アドバイザーの目を通し、紹介していきたいと思います。

 

具体的には、手に入りやすく、かつ効果の高いケア製品や、お役立ち情報などを紹介していくつもりです。

 

なお、このブログを「わきがさんのがっこう」と命名したのには理由があります。

 

このブログで学んでいる人全てが、幼き日にがっこうに行くかのように、楽しく学んでほしいという理由。

 

そして、自分以外にもわきがで悩んでいる仲間がいることを分かってほしいという理由。

 

さらには、過去にできなかったであろう、「自分はわきがである」ということをオープンにしたがっこう生活を送ってほしいという理由。

 

あなたが体臭を気にせずに人前に出られるようになれるよう、願ってやみません。

 

かつての僕のような方を一人でも減らすために。

 

僕「ケイタ」は、ためになる情報をしっかり発信していきます。

 

体臭防止アドバイザー

わきがのがっこう 校長   ケイタ